自分の愛車を売却した場合、一体どういう流れで市場に出回るのかご存じですか?
今回は、売却後の中古車の流れについてご紹介します。
買取後のクルマはどうなるの?
多くの場合、中古車オークションで売買されます。
ただし、ディーラーや中古車販売店で下取りしてもらった場合などは、そのまま販売する場合が多いです。
ですが、販路が小さい場合や需要がない場合はオークションに出品することもあります。
では、中古車オークションの流れはどうなるのでしょうか?
中古車売却後の流れ
1.買取店に売却
2.中古車販売業者どうしが売買する中古車オークションに出品
3.中古車販売店が購入
4.整備などを行い店頭で販売
以上が一般的な中古車売却後の流れになりますが、最近は少し違うパターンも出てきました。
ダイレクト販売
最近とても増えてきたのですが、大手の買取業者などは仕入れたクルマを直接自社で販売する、ダイレクト販売なども行っています。
この場合、オークションにかかる手数料が一切かかりませんので、その分、他の買取業者よりも高値で買取ることも可能になるわけです。
また、中古車の需要などを常に把握しているシステムを構築している業者も多いので、需要があると判断できればすぐさま高値で買取ることもできます。
大手の買取業者に高値が付きやすいのはこのためです。
年式が古い車や走行距離が長い車の場合
年式が古かったり、走行距離が長い車は、全てがスクラップになるわけではなく、海外で販売するケースもあります。
日本国内では需要がなくても、世界的にみればその車を欲しい国はたくさんあります。
このような場合は、国内の中古車オークションで海外のバイヤーが購入することも多いんです。
ディーラーから値段がつかないと言われてタダで廃車にしてしまうのは、非常にもったいないです。
なので、年式が古かったり、走行距離が長くて買値が付かないだろうと思っても、買取業者に査定してもらったら値段がつくことは多々あります。
どうせ無料なんですから、査定だけでもしてもらう価値はありますよ。